羽毛布団事例[東京都 T様]寒がりの奥様用と、暑がりのご主人&お子さん用に、それぞれの羽毛布団をお仕立て
宣伝で恐縮ですが、現在羽毛布団の決算セール中です。ぜひこの機会にお買い求め下さい。
目次
LINEで羽毛布団のご相談
東京都にお住まいのお客様(T様)からLINEで羽毛布団のご相談を頂戴しました。ありがとうございます。
まだ築後まもない木造の住宅にお住まいで、今はクイーンサイズのベッドにご主人と息子さんと3人でおやすみになっているそうです。(息子さんは2歳)
ニトリさんの肌掛け布団と羽毛布団を使っているものの、重くて肩が凝ってしまい、買い替えを検討しているという状況でした。
サイズ・枚数をどうするか
そこでまず確認させて頂いたのがご希望の羽毛布団のサイズです。
普通に考えるとクイーンサイズのベッド(160×195cm)にはクイーンサイズの羽毛布団(210×210cm)を使用するのがセオリーで、恐らく世のほとんどの方がそうされているはずですが、今回のT様のように2人以上でおやすみになっている場合は、羽毛布団がクイーンサイズだと小さすぎて、どちらか一方は背中が出てしまうことがあります。(1人で寝ている場合や、大人と小さなお子さんの2人使用なら問題ありません)
特に冬場は布団の取り合いが起こりやすいので、そもそも布団のサイズが小さいとどんなに上質な羽毛布団でも身体を覆うことができず、寒さで悩むことになります。(これはダブルサイズのベッドにダブルサイズの掛布団を組み合わせているご夫婦にも同じことが言えます)
そのため当店では、ベッドがクイーンサイズだったとしても、羽毛布団はキングサイズ(230×210cm)やワイドキングサイズ(250×210cm)というように、ベッドよりも1サイズ or 2サイズ大きいものをご提案させて頂くことがしばしばございます。
※ちなみにT様がこれまでお使いの羽毛布団はダブルサイズで、大きさに物足りなさを感じておられたようです
クイーンベッドにシングル2枚もアリ
他にはクイーンサイズのベッドにシングルサイズの羽毛布団2枚というのもアリです。
この場合、人が寝ていない時はどうしても見た目が野暮ったくなりますので、メイキング時の見た目の良さを優先したい場合は不適切ですが、「寒がりの奥様と暑がりのご主人で違う厚みの羽毛布団を使うことが出来る」というメリットがあり、快適な寝床を目指したい場合はクイーンサイズやキングサイズよりもベターです。
また融通が利きやすいサイズなので「今後ベッドをシングル2台のツインスタイルに買い替えたり、お子さんが自室で1人で寝るようになった時にもつぶしがきく」というメリットがあります。(大人とお子さんが2人で寝ることを考えると1枚はセミダブルでも良いですね)
最終的にシングル2枚でいくことに
クイーンサイズでいくべきか、シングル2枚でいくべきかお悩みになられましたが、T様とご主人でご相談された結果、最終的にシングル2枚でご用意させて頂くことになりました。
1枚は寒がりの奥様用、もう1枚は暑がりのご主人と息子さん用です。
肝心の厚みは、標準的な木造住宅かつ冬用ということでしたので、奥様用は保温力5、ご主人&息子さん用は保温力3をご提案させて頂きました。(保温力3と5では想定している室温が異なりますが、体質によっては室温が10℃でも保温力3で十分なケースがあります。逆に15℃でも保温力5が必要なケースもあります。)
お仕立てさせていただいた羽毛布団
◆奥様用
[サイズ]シングルロング150×210cm
[生地]ドイツ製プレミアムバティスト
[キルト]変形5×6マス立体キルト
[羽毛]中国・手選別ステッキーマザーグース95%
[充填量]1000g
◆ご主人&息子さん用
[サイズ]シングルロング150×210cm
[生地]ドイツ製プレミアムバティスト
[キルト]5×7マス立体キルト
[羽毛]中国・手選別ステッキーマザーグース95%
[充填量]500g
羽毛は中国・手選別ステッキーマザーグース95%です。
中国産ということでマイナスイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、非常にクオリティの高い羽毛です。毎度申し上げているように、名前だけが立派でクオリティの伴わない欧州産羽毛よりもよほどオススメです。
側生地は、サテン系もご検討頂きましたが、最終的に軽さと通気性に優れたドイツ製プレミアムバティストをお選び頂きました。羽毛布団の生地は生産ロットによって多少しなやかさにバラツキが出るものですが、今のロットは特に極上で最高です。(メーカー基準はクリアしていても当店の基準に満たないものは正規品としては販売せず、ワケありとして販売させて頂いております)
寒い日が続きますので、少しでも早くお使い頂けるようにマッハで仕立てさせて頂きました。
T様、この度は当店にご縁をいただきましてありがとうございました。
今後もメンテナンスはお任せください。
最近はインスタグラムの投稿が多めです。ブログほど濃い内容ではありませんが、フォローして頂けると喜びます。
また先日羽毛布団リフォームに特化したインスタグラムアカウントを解説しました。そちらもご覧いただけますと幸いです。